泉州タオルって?
泉州タオルとは、130年以上の歴史と伝統を誇るタオル産地、大阪泉州地域で生産されるタオルです。
(泉州地域は、大和川以南の大阪湾岸沿いの9市4町からなる地域です。)
和歌山県と接する和泉山脈の豊富な水を資源として、国内で初めてのタオルづくりが行われたとされる地域でもあり、
現在も伝統の「後ざらし製法」で、吸水性にすぐれ、肌触りの良い、安心・安全なタオルづくりが行われています。
「後ざらし製法」とは
“さらし”とは、糸に付いた不純物を取り除き(精練)、白くする(漂白)工程のことです。
タオルは、織る際に糸切れを防ぐために糸につけた糊(のり)や、
材料である糸(=綿<わた>)にもともと付着している油分や不純物をきれいに全て取り除き、漂白・水洗いする必要があります。
後ざらし製法は、その“さらし”をタオルが織り上がった後で行うことによって、
綿本来の柔らかさと吸水性を引き出し、不純物の少ない安心・安全なタオルをつくる製法です。
環境保護への取り組み
大阪タオル工業組合産地全体で、環境に配慮した製造への取り組みを推し進めています。
特定の工程において化学薬品を使用しない製造、また厳しい製品管理のもと、検査基準に合格したものづくりをしています。