もっと暮らしをやわらかく|金野タオル株式会社

現在

昭和40年移転当初

@会社正面

当社は昭和40年から当地(泉佐野市羽倉崎1−5−31)に泉佐野市街地から移転してきました。
当時は、大阪ー和歌山間を結ぶ主要幹線の国道26号線沿いに面してましたが、周りはまだ田畑が多い状態でした。
そこに、構内にバレーボールコートも所有する近代工場として建てられました。
現在は、府道63号になっていますが、りんくうプレミアムアウトレットなどが近くにでき、
人・車の往来は日増しに増えてきています。
正面左には、工場直営ショップ k’s Cotton House を持ち、多数のお客様に
出来立てのタオルをご堪能頂いています。


ドビー織機

ジャガード織機
A製織部門

タオルを織り上げる部門です。
ここでは、色々な糸を使い多種多様なタオルが生産されています。

綿糸が主流ですが、綿糸といっても、通常20番手の綿糸がタオルに使われますが、
当社では、10番(20番の2倍の太さ)の糸から、60番(20番の1/3の太さ)の糸まで
それぞれのタオルにあったものづくりをしています。

また、綿糸も生産される地域で様々な特徴を持っています。
現在は日本ではほとんど綿花は収穫されていないので、その原料はほとんどが海外からの輸入です。
当社では、サンフォーキン綿(米国)を始め、エジプト綿・南米ペルー綿・インド綿・中国トルファン綿など
用途によって使い分けています。

近年、機能性を考え、抗菌・吸水性はもちろん、弱酸性効果や、マイナスイオン効果・ゲルマニウム効果などを
期待できる合成繊維も、用途に合わせて使用しています。

そして、環境面にも配慮して、製織時に糸につける糊も従来の化学系糊から全て天然糊に切り替えてます。


B耳の縫製部門

織り上がったタオルは反物状につながっています。ここではその端を縫製します。
当社では、できうる限りパイル際に縫製するようにこだわっています。
出来上がりの見場の良さと、使用時の摩擦による磨耗を少なくするためです。
そのため、1人1人がタオルを持ち、ミシンがずれないように真剣に取り組んでいます。

Cインクジェット・プリント部門

微妙な色の差異やグラデーションをより忠実にプリントする事が可能なインクジェットプリンターを導入しております。お客様から頂いた画像ファイルを専用ソフトで変換し、プリントします。


自動ヘム機

手縫い縫製

レース付け

タオルハンカチ用縁かがり縫製機機

Dヘムの縫製部門

ここでタオルは1枚ずつに裁断され、その裁断部分(ヘム)を縫製します。
一定の間隔の縫製は自動ヘム機で縫製されます。
サイズ調整さえ行なえば、後は機械がネームの取り付けまで仕上げてくれます。

もともとは手縫いで処理していたヘムの工程ですが、大量生産の時代自動ヘム機は
大きな戦力となっていました。

しかしながら、近年商品の多様化が進み、自動ヘム機で縫製できない商品が増え、
当社では再度、手縫い縫製に力を入れています。

仕上げの飾りつけとしてのレース付けなどもこちらで行ないます。




E仕上げ部門

最終の仕上げ部門では、商品の検品が行なわれます。
バスタオルだと2人で、フェイスタオルは1人が厳しい目でチェックします。
サイズ・重さ・色・プリント刺繍ズレなど点検項目は多岐にわたります。


また、包装・タグ付けも仕上げ検査員の役目です。

 





そして、最終の出荷の商品チェックも出荷指示書と照らし合わせて行ないます。

 

 

 

 

折れ針については、検針機を通してチェックします。

当社では、検針機だけに頼らず、従来より針は折れた時点で折れ針の復元処理を
行なっています。これは折れた段階で使用者は折れた針を復元できるように
徹底して探すことです。そして折れた針は復元されて針管理帳に添付して残しております。



F保管出荷部門

出来上がったタオルは、コンピュータ制御の自動倉庫で保管されます。
ボタン1つで820パレットの中から商品を持ってきます。
300トンのタオルを収納できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

出荷は10トン車も横付け可能なプラットから全国に出荷されます。

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