もっと暮らしをやわらかく|金野タオル株式会社
金野タオル
質問:買ったばかりのタオルが水を吸わないのはなぜでしょう?

解答
買ったばかりの新品のタオルの吸水性が悪いのは、製織の際に糸に糊をつけるので、この糊が残っているためと考えられます。また、風合いを良くするために、柔軟剤を使用しているのも原因です。しかしながら、弊社のタオルの場合は、後晒工程により、綿や糊などの製織時の不純物をきれいに取り除いています。また、この工程後、吸水検査をし、この検査に合格したタオルだけを出荷しているので、吸水性が損なわれておりません。ただ、タオルは肌着の様に直接肌に触れるため、衛生面も考え、一度お洗濯をしてご使用する事をおすすめいたします

質問:洗濯するうちに色が変化したのですがなぜでしょう?

解答
お洗濯にご使用になった洗剤をチェックして下さい。蛍光剤入りの洗剤をご使用ではないでしょうか?蛍光剤入りの洗剤をご使用になると、生成(きなり)は白に、淡い色は薄くなったり、色身が変わったりします。この事は、洗剤にも明記されておりますが、蛍光剤の付着により、色の見え方がかわってしまうためおこります。タオルに限らず繊維製品は極力、蛍光剤の入っていない洗剤をご使用になる事をお勧めいたします。

質問:洗濯のこつは?何かアドバイスはありますか?

解答
タオルを長く使って頂くためには、まず、洗剤が重要です。タオルと環境を考え天然石鹸の洗剤でお洗濯される事をお勧めいたします。蛍光剤や、漂白剤が入っている物は極力使ず、必要以上に柔軟剤を入れない様にお願いいたします。吸水性が損なわれたり、毛羽落ちが多くなる恐れがあります。また、干す際には、タオルの両端を持って、丁寧に手で広げて下さい。織り方の性質上、振り広げるとパイルが片寄る場合があります。そして、衛生面も考えできるだけ天日干しをお勧めいたします。

質問:タオルは、いつ頃日本に伝わったのでしょうか?

解答
タオルが、いつ、どのように日本に入ってきたかは残念ながら明らかではございません。しかし、1858年(安政5年)にアメリカと結ばれた開港条約以後に渡欧米した日本人が、珍しい織物としてタオル織の生地を持ち帰った事は容易に想像できます。公式にタオルの輸入の記録を示す物は、1872年(明治5年)大阪税関の諸輸入品目の中に(浴用手ぬぐい2打、7円60銭)とあるのが最初の様です。

※打はダース、つまり12枚の事。

質問:日本産のタオルはいつどこで作られたのでしょうか?

解答
大阪の、井上コマさんによる『竹織』が最初で、これは京都西陣のビロード機業家に井上さんが話を持ち掛けタオルを作る織機を開発したのが始まりです。現在使われているテリーモーションと言われるタオルの形になったのは、1887年(明治20年)現在の大阪府泉佐野市で里井圓治郎さんの開発によるものです。里井さんは、織り上げた後の生地をカルキ漂泊し、後晒浴巾(よっきん)を完成させました。弊社のタオル技術もこの流れをくみ、世界最新鋭の設備を駆使して生産しております。

質問:タオルのサイズはどの様に決まったのでしょうか?

解答
日本の浴用タオル又は、フェイスタオルの横幅(狭い方)は、日本手ぬぐいのサイズの流れを汲んでいますが、それ以外は特に決まっていません。世界各国の文化や生活習慣によって微妙に異なり、各地域で用途に合わせた使いやすいサイズで作られています。弊社でも、各サイズ共に用途に合わせ最適と思われるサイズで企画しております。

質問:欧米に比べて小さいサイズのタオルが多いのはなぜですか?

解答
タオルは元々欧米から伝わった物ですが、一般的に欧米の人たちより日本人は体が小さかったためだと考えられます。また、日本の洗濯事情からも、あまり大きすぎてかさばる物は洗濯がしづらいため、少し小さめのサイズになっております。

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